��日目は、剣沢から剣岳をピストン。そして余裕があれば、雷鳥沢までおりるつもりでしたが、とても無理でした。
朝起きてみると、この状態。
剣岳ばーん。雲なんかひとつも無いよ。ものすごくラッキーです。ただし、奥さんの顔は、くもりがち。なんでだ?
もちろんこんなに良い天気なので、張り切って剣岳に向かって歩き出すが、足取りは重くなかなか進まない。しかもところどころで・・・
こんな感じのところを通過しなければ、ならないのです。奥さんの顔は、ますますくもりがち。でもこんなのは、まだ序の口。本当に怖いのは、この先です。
ぶつぶつ言いながらも、山頂はもうすぐそこだ!そして上りコース最大の難所である蟹の縦這いへ。
普通の鎖場は、鎖はあくまでも補助なのですが、ここは違います。鎖が無いと登れません。足場も長めのボルトなんかが打ち込んであったりします。もちろんフリーのグレードなら5.7も無い程度なんですが、紐なしなので緊張します。縦這いをすぎると、あとはたいしたことなく普通のルートに戻ります。
そして無事に2999mの山頂へ!さすがに雲が上がってきましたが、遠くは槍ヶ岳まで見渡せる大パノラマでした。
もちろん帰りにも蟹の横這いという怖い場所が、あります。10年前も帰りが、ちょっとだけ怖かったことを覚えています。ですので、念のため奥さんのために長めのスリングとヌンチャクを持参して、万が一足を滑らせても落ちることだけは無いように鎖にセルフをとることとしました。
ここが横這いの入り口です。スパッと切れ落ちているところを、後ろ向きになって見えない足場にむかって足を下ろしていきます。見えないので、怖いのです。先に僕が下りて、奥さんのフォロー(足場の確認)をすることにしました。そして、最初の一歩は問題なくクリア。2歩目も、思ったより下にあってびっくりしたようですが、こちらもクリア。なんだかんだでセルフなんて必要ないくらいスムースに通り抜けることが、できました。
あとは来た道をもどるだけ。それでも危険であることに変わりは無いので慎重に下ります。
途中で雷鳥にも出会えました。ちっとも逃げませんが、こっちを向いてはくれませんでした。そして足痛やらシャリバテやらを乗り越えて・・・
ふらふらとテン場に戻ってきました。もちろん雷鳥沢へなんて行きませんよ。さっさとご飯を食べて、お休みなさいしました。
この日は一日中、くっきりと剣岳が、見えていました。
この間は 美味しいプリン達 沢山ありがとうございました。
返信削除今日は 登山を一緒にさせてもらいました。
あの鎖場は息を止めてしまうほど 臨場感あふれていました。
AっちゃんからSちゃんへの愛の深さも以前と変わらずですね。
また我が家へ来てイメチェン作戦よろしくお願いします。
kenママさん、こちらこそ晩ごはんをご馳走になり、
返信削除ありがとうございました。しゅーちゃんが、大きく
なったら一緒に山に行きましょう。
改造計画は、奥さんが頑張ってくれるはず!