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2011年3月14日月曜日

複雑な世の中

技術はどんどん進歩して、素人が容易には理解できない事がたくさん増えている。その一方で情報はどんどん増える一方だ。増えるのは良いが、その質はどんどん低下している。だから間違った情報が、どんどん勢いを持って拡散していく。今回の原発の問題についても同じだ。

放射能、放射性物質、放射線・・・。これらの言葉の使い分けもできないような自称専門家が、原子力の安全対策について訳知り顔で批判を行っている。オーストラリア在住の面白くも無い漫画家は、とりあえず批判すれば、かっこよいとでも思っているのかわけのわからない妄言を吐く。安全地帯でくだらない音楽をかけながらDJが、これまた程度の低い政府批判をする。

もう、うんざりだとしか言いようが無い。とにかく黙っていて欲しい。

少しでもよいから想像してみてほしい。誰もが逃げ出したくなるような最前線の現場で懸命に働いている人達が、いるということをだ。彼らにも家族がいる。彼らが、どれほどの覚悟で働いていることか。家族の心配が、どれほどのものであるのか・・・。

そういう人達のことを考えれば、今すべきは安易な批判ではなく、作業が無事に終わることを祈ることだろう。

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